会計記帳代行
ひとり個人事業主は、通常の営業をしながら、経理の仕事もしなければならず、法人企業より取り扱いが少ないにしても、ついついため込んでしまうと一日がかりの大仕事になってしまいます。 また、簿記や実務の会計の知識がないと、仕訳も不確かなものとなりますので、後々の決算書にまで響いてきます。
複式簿記は、青色申告書には欠かせないものです。 ここは専門知識の備えた士業に一任して、本業に専念してみませんか?
なお、弊所でお引き受けしている案件は、個人事業主及び小規模事業所としています。大きな会社であれば顧問税理士・会計士にご依頼頂いた方が年末調整や確定申告書の作成もしてくれるため対象外としています。もし、繁忙等の理由で顧問税理士等にお断りを受けたときには、別途個別でご相談をお受けしています。
また、会計記帳に限った話ではないのですが、お引き受けするに当たって以下の条件がございます。
- 最低、年1回はご依頼人または経理責任者などの代理人と面談可能な範囲内の事業所であること。
- 電話をしたらすぐ繋がる、またはメール等をすれば一両日内に返答がくるなど、給与計算に関する質疑応答が迅速であること。
たまに札幌市などのサービス地域範囲外や本州からの遠隔地からお電話がありますが、ご依頼人に会うことができないままのご依頼は、双方の行き違いが怖いのでお引き受けしておりません。
さまざまな例外としては、障害福祉事業所や介護事業所の処遇改善加算をすでに弊所でお引き受けしている、またはこれからセットでご依頼頂く場合には、道内の地域であればご検討させていただきます。
会計記帳代行業務に必要な書類
今まで紙媒体で会計業務をされた方については、こちらで会計ソフト(弥生会計)の導入作業をするために必要な書類があります。 以下のものにつきましては、入力をするためのものですので、原則、コピーをご提出いただきます。
①現金出納帳・預金出納帳
②受取書・領収書(レシート)
③預貯金通帳(見開きページ及び明細ページ)
④売掛金・買掛金管理票
⑤請求書(得意先に発送したものや自己の事業所宛てのもの)・納品書など
⑥給与明細書
⑦固定資産台帳または固定資産税の明細書
⑧借地借家物件の場合は賃貸借契約書
⑨火災保険など損害保険の証書類
⑩修繕費など定期的に支払いが認められるもの
⑪ローンの返済計画書(借入金のある方)
⑫前年度の確定申告書・決算書類 など
※業種によって(製造関係の経営者さまや不動産収入の個人事業主さまなど)、この他に必要な書類がございますので、弊事務所にご相談ください。
毎月の記帳代行業務の流れ
1.必要書類を弊所へ以下の方法でお送りください。
・弊事務所への持ち込み
・レターパック等による郵送
※旭川市内、東川町、東神楽町につきましては、無料でご訪問もいたします。
2.到着次第、会計ソフト(弥生会計)に入力いたします。
会計ソフトは電子保存対応となっています。
3.到着からおおよそ1、2週間で、直接、お届けいたします。
(お届けする書類)
・月次残高試算表
・現金出納帳、預金出納帳
・売掛帳、買掛帳
・仕訳日記帳
・総勘定元帳
なお、領収書(レシート)のファイリングもいたします。 ファイリングの仕方については、ご依頼者さまの意向にしたがったものとさせていただきます。
4.決算書の作成もしています。
(別途料金必要)
決算書
①貸借対照表
②損益計算書
③販売費及び一般管理費内訳書
④キャッシュフロー計算書
仕訳件数の数え方
仕訳の件数の数え方ですが、基本的に仕訳帳の1行が1件となっています。ご自身で電子計算をしているときは、おそらく仕訳帳(仕訳日記帳)の最終ページに仕訳の合計件数が書かれています。
例1)事務用品を現金で購入 ⇒ 1件
【仕訳】 (消耗品費) ××× / (現金) ×××
例2)事務用品を現金で購入 ⇒ 2件
※ボールペン・コピー用紙など純粋な消耗品は消耗品費、2穴パンチなど中長期で使用できるものは事務用品費で分けてほしい。
【仕訳】 (消耗品費) ××× / (現金) ×××
(事務用品費) ×××
例3)銀行で下ろした現金で、その日のうちに本棚(10万円未満)を同額で購入 ⇒ 1件
【仕訳】 (消耗品費) ××× / (普通預金) ×××
会計記帳のプランの一例
小規模事業者(個人事業主) 初回月の仕訳件数65件の場合
初期設定: 5,000円(初回のみ)
料金: 5,000円(50件まで)
+2,000円(15件≒20件で換算)
ファイリング+コンサル料: 3,000円
用紙代: 500円
消費税: 1,550円
送料(レターパックプラス) 600円
ご請求額: 17,650円
2回目以降 12,150円(対象月の仕訳件数によって異なります)
白色申告のお客さまのための会計処理
弊所では、白色申告者のための売上台帳や経費集計表の作成をお手伝いしています。この帳簿があれば、確定申告の際にもスムーズに進めることができますので、是非ご活用ください。
【必要書類】
経費にかかわる請求書・領収書(レシート)・納品書・見積書等
家賃・水道光熱費などの口座引き落としはその通帳のコピー
売上台帳を作成する場合は、売上に関する伝票、クレジット・電子マネー日計表など
その他パソコンが苦手な方のために簡単な文書や表を作成することもできます(料金別途)。
弊所の年間顧問契約とセットでご検討ください。
また料金につきましては、こちらをご覧ください。